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      西川緑道公園活性化プロジェクト
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      西川緑道公園活性化プロジェクト
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      西川アゴラニュースレターVol.36:With-With-2

      2018/01/23 11:13Send to FacebookTweet ThisShare on Google+ | by  山田 晶子
      実践知とはこんなこと
       上記のことは、教科書で読んだり、教室で教員が解説したりすれば、知識としては身につくだろう。しかし、それは実践知ではない。With-Withは、CBLの実践を通して自分で編み出した“知”であるからこそ価値がある。
       西川緑道公園でも、有機生活マーケット「いち」や歩行者天国が開催されるが、岡山大生による来場者アンケートでは、毎回3割ほどの人が「はじめて来た」と回答する。広島修道大生の調査でも、PSUのファーマーズマーケットの来場者にかなりの割合で「はじめて来た」人がいたそうである。いずれも、こういうマーケットは常連さんで成り立っている、という予想を裏切る結果だ。その生の驚きの感情を伴う発見が実践知であり、それを教室で学ぶことはできない。また、その学びは、地域連携なしには成り立たない。【前田 記】

      14:1014:30

      ポートランドのCBLを支える

      教育コーディネートの仕組み

      岡山大学地域総合研究センター

      吉川 幸 実践型教育プランナー

      14:3015:00

      学生がコミュニティから学んだこと

      -実践型まちづくり論-

      岡山大学地域総合研究センター

      山田 一隆 准教授

      15:1015:35

      ポートランドからの学びと仕掛け

      -ひろみらプロジェクトの実践-

      広島修道大学人間環境学部

      木原 一郎 講師

      15:3516:35

      ディスカッション

      -次世代を育てる地域連携-

      岡山大学地域総合研究センター

      前田 芳男 副センター長 教授

      16:3516:40

      総評

      岡山大学全学教育・学生支援機構

      石井 一郎 UAA


      西川アゴラニュースレターVol.36:With-With-1

      2018/01/23 11:10Send to FacebookTweet ThisShare on Google+ | by  山田 晶子

       1月20日(土)、岡山大学国際交流会館にて岡山大学高等教育フォーラム・第2回中四国CBL研修交流会「ポートランドに学ぶ実践知教育-コミュニティと教育機関の連携-」を開催した。
       岡山大学地域総合研究センター教員が昨年11月に参加したポートランド州立大学(PSU)主催のCBL研修の成果報告、本学で行われている実践型授業、広島修道大学のCOC(地(知)の拠点整備事業)の「ひろみらプロジェクト」の事例報告があり、最後にまとめの討論を行った。第1回(昨年7月開催)よりも参加人数、エリアともに拡大し、遠くは宇都宮、東京、名古屋、大阪、長崎などから約50人が参加した。大学教員だけでなく、大学生、高校教諭、県内外の自治体職員、地域おこし協力隊員、岡山商工会議所と会員企業、ゲストハウスの経営者、パン屋さん、そして高校生まで、参加者の顔ぶれは多彩であった。

      こんな学び
       広島修道大学の木原一郎先生の「ひろみらプロジェクト」(http://www.hiromira.jp/)の報告で、With-Withという学生による造語が紹介された。同大では、ポートランドに学生が出向いて、様々な活動をしている現地の市民に聞き取り調査等を行う活動があり、それに参加した学生が「ポートランドはWith-Withで成り立っている」とレポートしたそうである。Win-Winは、結局のところまだお互いが勝ち負けの土俵にのっかっているが、ポ―トランドは、「一緒に一緒に、自他共栄」の土俵なのだ、と気づいたということだ。
       例えば、市民がファーマーズマーケットで地元産の生鮮品を努めて買えば、農家が成り立ち、農家が成り立てば農地も守られる。そのマーケットや生産現場を子どもたちが見て育てば、将来同じ価値観で行動する市民になり、持続可能な社会をつくることができる。だから、農家がNGOをつくり子どもに農業体験をさせ、CBLの大学生が指導にあたる。With-Withの訳語を学生は示していないが、そんなエコ・システムを表す言葉だろう。


      西川アゴラニュースレターVol.35:未来予想図

      2017/11/27 11:48Send to FacebookTweet ThisShare on Google+ | by  山田 晶子
       建築や都市計画の手ほどきを受けた人であれば、地図上に絵を描きながら「ここを広場にしよう、ここは古着屋さんが集まるゾーンで、イベントが行われる・・・」などと話しをすることができる。しかし、図で表現することは普通の人には難しい。そこで、計画の素人たる一般市民が将来のまちをイメージし表現する方法として「シーン・ライティング(SW)」を採り入れ、岡山市中心部の「県庁通り界隈」のまちづくりを考えるワークショップを開催した(11月20日、西川アゴラ)。
       SWは、以下のように、架空の主人公のまちなかでの一場面を作文するものである。ワークショップでは、様々な人が作った作品を回し読みし、そこにどのような要素が描かれているのかを話し合い、整備にあたってハード、ソフト両面で必要なことを確認した。



      作品1「路地」
       バスセンターの階段の踊り場の鏡の前で、小さな男の子を連れた若いお母さんが、今日のオシャレのデキをチェックしている。カンペキにキメて、スマホのメールをチェックし、口を結んでウンと一つ気合を入れる。男の子が真似して、ウンと気合を入れる。いい瞬間だ。見ているこちらも、街と同化した気分になってくる。
       二人は、県庁通りをイオンに向かって歩き、いつもの角から路地に入り、新しくできた「手作り工房ビル」に向かう。ここは、靴、鞄、宝飾品などの若い作家がアトリエを構え、作品を作りながら、販売も行っている。また、教室も開催していて、受講者それぞれがデザインしたオリジナル作品が完成するまで指導してくれる。
       母親は、子どもの靴を作るためにもう4ケ月通っている。靴が完成したら、小学校の入学祝いとして、この子にプレゼントするつもりだ。


      作品2「岡山ワイン」
       水都(みなと/32才)は、まだ若いが、新しく県庁通りにできたホテルの飲食部門の責任者だ。
       水都は、大学を卒業し、東京の食品関係の会社に就職してすぐにヨーロッパ支社に配属され、ワインや農産加工品を輸入する仕事をしていたが、3年前、ホテルの開業に向けてレストランを任せることができる若手の募集があったとき、思い切って転職を果たした。29歳、スイス人の旦那を説得してのことだった。
       水都は、レストランのコンセプトづくりにゼロから関り、自分の思い通りの店をつくることができた。なんと言っても目玉は、岡山のワインを提供することだ。地元のブドウを原料に、地元の実業家が創ったワイナリーで作られたワインは、今では欧州のそれと肩を並べるまでに品質が高まっている。市民の舌も肥えてきた。ワインを楽しむ生活文化も本物になってきた。一方で、市民の、地産地消の目も厳しくなった、と水都は感じている。“正直に地産地消をやっても”そうした市民・お客様を満足させられるだけのメニューを提供できるように、有機・無農薬栽培をする生産者との結び付きを強めていかねばならない。岡山のこの場所で新しいレストランを経営するということは、そうした生産者との共存共栄の仕組みをつくるということなのだ。水都は、そのことを欧州で学んだ。
       今、レストランの厨房では十代の若者が多く働いている。彼・彼女らは「農家が正直に育てたジャガイモの皮を剥くことが誇りなのだ」と言う。どこかのチェーン店の厨房で冷凍食材を解凍するのとは、働く意味が違うらしい。水都を支える頼もしい若者たちだ。
      【前田 記】

      西川アゴラニュースレターVol.34:まち育-2

      2017/10/11 10:54Send to FacebookTweet ThisShare on Google+ | by  山田 晶子
      大学生による防災意識啓発
       岡山市は、自然災害が少ないので安心だ。おそらく、そう思っている人がかなり多いので、岡山市民の防災意識は、なかなか高まらない。確かに、地震や台風による被害は比較的少ないが、「絶対ないは絶対ない」が防災意識の鉄板である。その意識啓発に岡山大生が取り組んでいる。
       岡山市は、平成29年度から、岡山市内の大学・短大生の自主的なまちづくり活動に対して上限30万円を助成する「大学生まちづくりチャレンジ事業」を開始し、現在12のプロジェクトが動いている。そのうちの1つが、岡山大生が関わる「ゼロの阿蘇」写真展の企画、運営である。これは、熊本県南阿蘇村在住の写真家・長野良市氏が、昨年の熊本地震や今年の福岡豪雨災害を記録した写真を、11月14日、15日の両日、岡山市内のイオンモールおかやま1階の広場で開催するものである。この夏休みに、助成を活用して学生が熊本の長野氏を訪ね、写真展の企画を話し合った。数十枚の写真を展示するほか、「家族で72時間サバイバル防災グッズ買い物競争(普段使いの品で防災)」などを予定し、来場者にアンケート調査を実施する。
       イオンモールでの本番に向け、10月8日(日)、西川のホコテンで先行ミニ写真展を開催した。「西川水族館」の人気には遠く及ばなかったが、来場者の反応は悪くなかった。【前田 記】


      西川アゴラニュースレターVol.34:まち育-1

      2017/10/11 10:39Send to FacebookTweet ThisShare on Google+ | by  山田 晶子

       田舎で育ち、山や川で遊んだ経験を持つ者が農村を大切にするのと同じで、まちで遊びまちの楽しみを知っている子は、長じて、まちを盛り上げてくれる人になるはずだ。まちなかの活性化には、歩道の整備やアーケードの架け替えも大事だけれど、まちを楽しむ人を創り出すことを並行して進めることが肝心で、それは行政だけでなく、高校や大学の仕事である。今回は、岡山市の西川緑道公園での、そうした「まち育」というべき取り組みを紹介する。

      高校生によるESD

       岡山市立岡山後楽館高校は、西川緑道公園に面した場所に位置し、「まちなかのふるさと教育」を掲げ、広い意味でのESD(持続可能な開発のための教育)に取り組んでいる。その一環として、生徒による西川の清掃活動や生物調査を行い、その成果発表も兼ねて西川沿いの市道で開催される歩行者天国(ホコテン)において、西川で採取した魚を水槽で展示する「西川水族館」を出展し、ホコテンで一番の人気を博している。
       生徒は、川底のゴミ拾い活動を通して西川の生物多様性を知り、その価値と保全の重要性に目覚める。その後、さらに水源の森や海ゴミについて学ぶことで関心の領域を広げる。そして、再び西川に戻り、「西川水族館」において、山―川-海のつながり、それぞれの場での人々の営みや産業について学んだことを、小さな子どもに伝える。ホコテンでは、自分たちのブースだけでなく、他の出展ブースのテント設営も手伝うなどして、まちを盛り上げる大人たちに触れる。一連の活動を通し、高校生は目に見えて成長しており、きっと「まちを継ぐ者」になってくれるだろう。
       

       

       


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