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      西川アゴラニュースレターVol.31:進め学生-2

      2017/03/16 15:53Send to FacebookTweet ThisShare on Google+ | by  山田 晶子
       Service Learningを無理に訳せば“奉仕活動を通した学修”ということになるだろうか。定義は人により少し違うのだが、「ただ単に勤労奉仕で汗水流せばよいというものではない」と言う点は、はずせない。省察を通した学びがあることが大事だ。例えば、今回ホームレス支援についてプレゼンした文学部生は、「ホームレスとは、人を指す言葉ではなく、そのような“状態を表す言葉”である」ということを現場の人から学び、そのことによって、ホームレスという状態が発生する社会背景や、その状態にある人の健康問題にまで関心を広げ、考えることができた、と報告した。その学びがあることが、サービス・ラーニングが単なる勤労奉仕とは違い、正課の授業として成立する所以である。こうした学びは、教室で教師が一方的に講義していたのでは、まず得られないだろう。教員は、学生の報告を基に、社会での深い現場体験を通して実際にどのような学びがあるのかを知り、次の授業づくりに生かさねばならない。
       学生のプレセンの後、クレス先生から授業の作り方についてご講演いただいたのだが、その中で、米国の例として、ホームレス支援に関わることについて「ホームレスは臭いし、怖いんだもの」という学生の声があったことが紹介された。こうした感覚に彼我の差はなく、サービス・ラーニングを通して、先の文学部生のような変容がもたらされることもまた同じだろう。そして、今回そのことを参加全員で確認できたのは、頑張って英語発表してくれた学生のおかげである。その発表に対して、クレス先生は「A+評価(優の上)を与えましょう」と言って下さった。何よりのご褒美であ
      る。学生にも、私たち主催者にとっても。【前田 記】